陽照の巻

最近 つくづく実感していることがあります。
このコロナ禍、寄席も時間短縮等を迫られることもままあり、
私がいつもお茶子をさせて頂いている「あほの会」も
1月2月は8時には終わらないといけないというので、
中入りもなく、一人の持ち時間が約10分という制約。

場合によってはネタを短くするのも咄家の実力と
師匠から言われた事があります。
噺の概要を変えることなく、どこをどう短くするのかはその人のセンス。
私らからするとまくらを割愛してネタに入ったとしても、
何となく焦った感が出てしまうのですが、
どなたも  まくらもしっかりお話しされた上で
ネタもきっちり時間内に収められるというのを目の当たりにし、
さすがに師匠方はすごい!と思いました。精進しなければ!

前日のおひな祭りの会では、
腰元のお化粧をさせて頂きました。
台本に「オモロ顔メイク」と書かれておりましたので、
瑞姉さん棗姉さんに やりたい放題のメイクをさせて頂きました。
お陰さまで美女腰元三人娘が出来ました!
「自分だけ綺麗にしてる」とのお声もありましたが……

変身大好き!どちらも私です。

あ~楽し~!


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