紫の巻

毎月末に伊勢のおかげ横丁「すし久」で開催される、
桂文我師匠の「みそか寄席」。
7月に出番を頂きました。

すし久さんは、手こね寿司をはじめ、
国産うなぎのひつまぶしは名物料理で、
伊勢志摩の郷土料理が頂けます。

また毎回、このひつまぶしを頂けるのです( ̄∀ ̄)
趣のある佇まいで、二階が会場。

今回は、東京から林家正雀師匠がゲストで来られ、
2年ぶりにお会いしました。
とても嬉しい再会、
というのも、露の一門、大師匠と繋がりがあるのです。
正雀師匠は、先代の林家正蔵、のち林家彦六師匠のお弟子さんで、
その彦六師匠から、大師匠は数々のネタを頂いているのです。
中村仲蔵、雪の戸田川…など。

そして、正雀師匠は、彦六師匠が得意とされた、
芝居噺、怪談噺を一番に継承されていらっしゃるのです!!

この日は、中村仲蔵をネタだしされていました。
袖で勉強させて頂き、トークでは修行時代のお話も…

私は延陽伯をさせて頂きました。
女性が言いにくい台詞も、ハッキリ言うものやから、
楽屋で正雀師匠は吹き出されたそうです。。
女性がやる難しさも指摘されつつ、
背中を押してくれはる事も言うて頂きました。

この延陽伯、上方で掘り起こしたのは大師匠なんですねぇ…

文我師匠との芸談も、側で聞いてて幸せな時間でした。
何とも言えないご縁を感じながら、
7月を締めくくる事が出来ました。
有難うございました。

 


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