棗の巻

この春は落語会がなく、バイトばっかりしていましたが、
少しずつ先の仕事が入り始めました。

高座にもちょこちょこ立たせて頂いています。
落語って楽しいねんなぁ!と実感する日々です。
繁昌亭や、色んな劇場がキャパ100%で動員される日が待ち遠しいです!

今月頭は、7/4に露の都一門会、7/6に繁昌亭の若手グランプリがあり、
それぞれのネタに慌しいを過ごしました!

一門会では、「軽業講釈」を。
私にとって、初のハメモノ入りネタでした。
本番の前に、お三味線の佐々木千華姉さんと
「軽業講釈」をお稽古して下さった鶴二師匠に、
ハメモノ入りで最終稽古をして頂きました。

普通に喋っているつもりが、
あれ?すごくしんどい。息が上がる。何でや!?
通しで終わって、鶴二師匠が一言
「最後の歌の所、倍間やったで」
なんと、二倍の早さで歌ってたらしいです(;゜0゜)
そら、息も上がるわ!!

お稽古のおかげで、本番は大丈夫でした。笑
写真はグランプリの前に、同じ日だった華紋兄さんにご馳走になったかき氷です!
今年初めて食べた(^-^)
グランプリは残念でしたが、自信のつく反応をもらいました。また来年頑張ります!

☆なっちゃんの小咄☆≪その35≫

「私、先日助けて頂いたタヌキです。恩返しに、好きなものに化けます」

「ホンマか、じゃあ、馬に化けて、俺を競馬で勝たせてくれ」

「それは出来ません」

「何でや」

「馬には、化けん」


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